第9回 あいオフ (VGC2015編)

どうも、フリューです。
1月16日(土)に愛知県で行われた「第9回 あいオフ」に参加してきました。
あいオフは去年の1月にあった「第5回 あいオフ」以来となり1年ぶりの参加になります。
今回のあいオフではVGC2015とVGC2016の2部構成となっており、
当記事ではVGC2015部門の使用構築、対戦レポートを紹介しようと思います。


先に結果を言いますと予選5-0で1位抜け、決勝トーナメント1回戦、準決勝を制するも
勝戦にて優勝者のはかたるびーさんに敗北し準優勝という結果に終わりました。

【構築経緯】
 当日まで使用する構築が決まらずeSports RUNNERさんのパーティ一覧を見てると「バトルロードグロリア2015 全国大会ベスト8」のアルカナさんのパーティ(※1)がとても強そうに見えたので自分なりにオリジナル要素を加えて構築を作成しました。
(※1 http://alcana10906.hatenablog.com/entry/2015/09/24/222513)

【使用構築】
 

戦績:予選5-0 (1位抜け)  決勝トーナメント2-1 (準優勝)

【個別解説】

性格:意地っ張り (A↑ C↓)
持ち物:ガルーラナイト
努力値:H84 A212 B12 D4 S196
メガシンカ前:191-156-102-*-101-135
メガシンカ後:191-189-122-*-121-145
技:恩返し グロウパンチ 不意打ち 守る

「マジキチ枠その1」兼 メガシンカ枠。ボックスにいた個体の使い回し。
予選で当たったポリゴン2にダウンロードでCを無償で上げてしまったのでBよりDを高くするべきだと予選中に気付きましたorz
自分は猫騙しを撃っても守られたり交代されたりするので猫騙しではなく守るを採用しました。
その結果、ガルーラを大切に扱うことができ優秀な結果を収めることができたので猫騙しを守るに変更して良かったです。


性格:控えめ (C↑ A↓)
持ち物:精霊プレート
努力値:H100 B252 C152
実数値:183-*-117-163-150-80
技:ハイパーボイス めざめるパワー地面 手助け 見切り

「アイドル枠(♂)」 ニンフィアの弱みである物理耐久を火力と引き換えに上げました。
手助けは優先度+5で猫騙しより早く技を発動することができます。
実際に準決勝ではニンフィアが縛られている状態で手助けを味方に選択し、相手のガルーラの攻撃でニンフィアが倒れて味方のヒードランの威力の上がった熱風で相手のガルーラを倒すことに成功しました。
拘りメガネを所持しているイメージが強いニンフィアですが 見切り・手助けを所持している型は必要最低限の火力を発揮できるうえに見切り・手助けを読まれることがないため使い心地は良かったです。

 
性格:臆病 (S↑ A↓)
持ち物:防塵ゴーグル
努力値:H244 B136 C4 D20 S100
実数値:185-*-107-146-103-158 ※理想個体の場合
技:10万ボルト めざめるパワー氷 威張る 電磁波

「おっさん枠その1」「無限の勝ち筋を作るポケモン
予選では"Swagger"と"Thunder Wave"に何度も助けられた。
めざめるパワー氷の枠は挑発と悩みましたがランドロス抜きの調整にした意味とランドロスを突破する手段が少ないことを考えて
めざめるパワー氷を採用しました。この判断が吉となり1試合落とすことなく勝つことができた。
予選でモロバレルに当たったものの防塵ゴーグルが活きた場面はありませんでした。

 
性格:陽気 (S↑ C↓) 
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H20 A228 B4 D4 S252
実数値:167-194-111-*-101-157 ※理想個体の場合
技:地震 岩雪崩 馬鹿力 叩き落とす

「おっさん枠その2」であり、至って普通の最速チョッキ霊獣ランドロス
今回のオフではランドロスを無駄に扱ったことが多かったので貴重な威嚇枠として大切に扱うべきだと学びました。
ちなみに馬鹿力は8試合あって1回も使用していません。


性格:臆病 (S↑ A↓)
持ち物:シュカの実
努力値:H20 B28 C204 S252 ※理想個体の場合
実数値:169-*-130-176-126-141
技:熱風 大地の力 身代わり 守る

「ゴキブリ枠」と炎技に対する耐性を意識して採用。
世界大会以降急激に増えたシュカの実を持たせたヒードランを使ってみました。
実際に使ってみて地面4倍を半減できるのは大きな穴を埋めるには最適だと思いました。
性格は最後まで「控えめ」にするか「臆病」にするか悩みましたがボルトロスに挑発を採用していないため
キノガッサにキノコの胞子を簡単に許してしまうこととヒードランのミラーで先手で動いて優勢になることを強く意識して臆病にしました。


性格:控えめ (C↑ A↓)
持ち物:オボンの実
努力値:H212 B44 C248 S4
実数値:222-*-146-138-150-106 ※理想個体の場合
技:サイコキネシス 冷凍ビーム めざめるパワー地 電磁波

「マジキチ枠その2」であり、世界大会以降急激に姿を現したアタッカー型クレセリア
めざめるパワー地は対戦相手に読まれることがなく、相手のヒードランに対する貴重な有効打になります。
電磁波は攻撃技が通りにくいポケモンへ積極的に麻痺を撒きにいき無限の勝ち筋を作りに行きます。
自慢の耐久を抑え火力に回したクレセリアは十分な火力が出て使っている身としてとても頼もしい存在でした。


【対戦レポート】
◆1戦目:VS うるうるさん ○
自分:()
相手:()

最初の対戦相手ははプリンという地雷を左上に配置したうるうるさん。
こちらは「猫騙し」「挑発」といったトリックルームを妨害する手段がないため1回目のトリックルームを許してしまう。
こちらのヒードランがガルーラに火傷を負わせアドバンテージを獲得する。その後、ボルトロスの威張るを使い上手く誤魔化してトリックルームが切れたターンに、こちらガルーラボルトロス、相手ガルーラモロバレルのの対面で不意打ちを撃ってしまい怒りの粉で吸われる。この瞬間負けを確信したものの相手のガルーラもこちらのガルーラに不意打ちを撃ち自分のプレミを相手のプレミで救われる。その後、ヒードランボルトロスで常に上を取りつつ攻撃をしていき勝利。自己再生を切っていたポリゴン2だったので自己再生を採用していたら負けていました。

うるうるさん「威張るとか勘弁してくれよ(泣)」

◆2戦目:VS Daiさん ○
自分:()
相手:()

トリトドンモロバレルの突破手段が少なく選出画面で萎えに襲われる
初手はガルーラランドロスのミラーで馬鹿力読みクレセリアに引っ込めると成功する。
クレセリアが相手のガルーラクレセリアに麻痺を撒き、冷凍ビームでランドロスを倒す。
麻痺になった相手のガルーラクレセリアの上からニンフィアハイパーボイスを撒き脅威であるガルーラを突破。
相手はクレセリアヒードランのみで相手のクレセリアヒードランに手助けをし、ヒードランのラスターカノンでニンフィアが突破されると心臓がバクバクするも、自分のクレセリアニンフィアヒードランの上を取っており目覚めるパワー地面2体集中で決めヒードランを倒し、残ったクレセリアニンフィアでゴリ押して勝利。
結局、トリトドンモロバレルは出てこなくて一安心でした。

◆3戦目:VS 恋歌さん ○
自分:()
相手:()


恋歌さんとは去年のあいオフで対戦した経験がある。
まず選出画面を見て警戒したのが「重力催眠」というギミックです。
対戦が始まると恋歌さんはランドロスゲンガーを選出。ここまでは自分の予想通りでこのターンは
ランドロスがスカーフで重力をしゲンガーはメガシンカからの催眠術」と予想すると見事に外れランドロスが守ってゲンガーが凍える風をしてきた。次のターンにこちらはボルトロスランドロスに交代をしゲンガーは威張るにより自傷ランドロスを出すことによって凍える風を誘発してガルーラの不意打ちでゲンガーを倒す。
最終的に、こちらガルーラボルトロス 相手ガルーラランドロスとなり、相手ガルーラが自分ガルーラを猫騙しで倒し、ボルトロスが10万ボルトで相手ガルーラを倒し、相手ランドロスが岩雪崩を撃ちHPを「2」残して耐える。
最初のターンにランドロスが守るを見せていたため拘ってないことを確信しランドロスの上から目覚めるパワー氷を叩き込み勝利。

自分は午前中は惨敗し午後から挽回するというジンクスを背負っているためジンクスに打ち勝っていることに驚きが隠せず昼休みを迎える。
現段階で自分が3勝0敗、Daiさんが2勝1敗、アイスレジェンドさんが2勝2敗、カラメルさんが1勝2敗となり
自分が残り2試合のうち1試合勝てば1位抜けすることが確定する。

しゃなぽけさん「フリューは勝つときは勝つ人だからなぁ…」
昼休みを終え後半戦に突入する。残り2戦気を引き締めて頑張ることを肝に銘じる。

◆4戦目:VS アイスレジェンドさん ○
自分:()
相手:()

初手ボルトロスランドロスに対して相手はレパルダスボーマンダ
ボーマンダボルトロスが電磁波を入れたことが後々響きニンフィアの一貫性が生まれる。
相手は特殊メインのポケモンが固まっていてニンフィアを突破する手段が薄くなっていって
ニンフィアハイパーボイスを打ち続けて勝利
この時点で予選4-0となり1位抜けが確定した。

◆5戦目:VS カラメルさん ○
自分:()
相手:()

恋歌さんと似たパーティだったので恋歌さんと戦ったときを思い出しながら対戦をした。
エンテイが常に地ならしを連打していて違和感を覚えたからエンテイを放置してたら相手のガルーラを巻き込んでの地ならしが急所に当たり不覚にも笑ってしまった。拘るデメリットがよく分かった試合でした。


以上で予選試合を全て消化を終え予選Bブロックを5勝0敗で1位抜けすることになりました。
今までオフで予選抜けするどころか勝ち越ししたことがなくとても嬉しかったです。
予選2位のじゃんけんが盛大に盛り上がってたので改めて予選1位でよかったと思ったw
同じBブロックを3-2で2位となりじゃんけんを制したDaiさんと「お互い頑張りましょう」と言って
決勝トーナメントに駒を進めた。

そして迎えた決勝トーナメント。ベスト8となった8名は後ろに並べられたテーブルで対戦することとなり
ギャラリーも集まって緊張感が高まる。

◆決勝トーナメント1回戦:VS しゃなぽけさん ○
自分:()
相手:()


初めて予選を抜けて戦う相手が身内であり、オフの主催者様であることに嬉しさが込み上がる。
実は去年のあいオフでは予選で完敗しており選出画面にドーブルがいて絶望をする。
ボルトランドに対してドーブルリザードン。初手でランドロスリザードンに岩雪崩を外し、次のターンではボルトロスに挑発を採用していないためドーブルに撃つとマイペースで混乱しないことを忘れてて頭を抱えるw 
そしてダークホールと追い風を許してしまう状況となる。その後ボルトランドが倒され2vs4となる。
相手はサザンドラ捨て猫騙しの機会を設けてガルーラの動きを止めニンフィアハイパーボイスドーブルを倒し2vs2に追い込む。ガルーラニンフィアVSリザードンランドロスランドロスの馬鹿力を読んで守るをすると大爆発を撃ってきてランドロスニンフィアの1:1交換となる。HP3割程度のリザードンとA-1段階下がったHP6割の一騎打ちとなり不意打ちのPPを枯らそうとするも2連守るが失敗してしまい上から八つ当たりを通して勝利。
試合が終わるとしゃなぽけさんから「逆転の仕方が上手い」と褒められました。
この時点でベスト4に進出しツイキャスに映ることが確定しました。

てんしさん「当日に組んだ構築は強いw」

◆決勝トーナメント 準決勝:VS ジョンソンさん ○
自分:()
相手:()

準決勝は決勝トーナメント1回戦の試合最中に横で叫んでいたジョンソンさん。
選出画面を見るとゲッコウガキリキザンと重いポケモンが2体もいて選出に苦戦する。
試合が始まりお互いの選出がガルーラニンフィア。ガルーラニンフィア対決は読みの浅さが仇となり自分のガルーラが倒れ、
相手ガルーラに半分ダメージ、相手のニンフィアHP満タン、自分のニンフィアHP半分の状態で負けてしまう。
倒れた自分のガルーラに変わりヒードランを繰り出す。自分のニンフィアが縛られているので手助けを撃ち
相手ガルーラは予想通り自分のニンフィアを倒し、ヒードランの熱風で相手のガルーラを倒す。
こちらはボルトロス、相手はキリキザンを繰り出しヒードランの熱風でタスキ圏内まで削ると相手のニンフィアは火傷になる。
ボルトロスの威張るを受けたニンフィア自傷をしHP3割程度まで追い込む。
キリキザンの不意打ち圏内に両方縛られているためヒードランは身代わりを選択するとキリキザンが守り
ニンフィアは電光石火でボルトロスを削ってきたため無償で身代わりを貼ることに成功する。
次のターンも不意打ちを警戒してボルトロスキリキザンに電磁波を撃つとキリキザンボルトロスに不意打ちを撃っていて
アドバンテージを獲得する。ヒードランは身代わりを残したままニンフィアに熱風を当て突破。
最後のポケモンゲッコウガボルトロスが"ボルト式ねこだまし"を決めボルトロスヒードランが上から
攻撃を決め勝利。まさかの決勝進出を果たす。
ちなみに僕は星空凛推しです
ジョンソンさん「ボルトロスは無限の勝ち筋を作るポケモン

◆決勝トーナメント 決勝戦:VS はかたるびーさん ×
自分:()
相手:()

勝戦の御相手はレートの番人(命名:ジョンソンさん)であり自分と同じ関西から来たはかたるびーさん。
選出画面を見ると予選で似た構築と戦っていることから予選と同じボルトランドの選出をしました。
初手は予想通りレパルダスボーマンダ。予選では嘘鳴き流星群をボルトロスに撃ってきたのでニンフィアに引っ込めると猫騙しとハイパーボイスを決められる。その後、レパルダスニンフィアと交代をし、相手のニンフィアハイパーボイスが急所に当たり自分のニンフィアが倒れる。相手のニンフィアを突破する手段を失い0-3で負け。準優勝という結果に終わる。


ツイキャスが残っているので無様な立ち回りをしていますが見てもらえると嬉しいです
http://twitcasting.tv/__shana__/movie/233449664
【第9回 あいオフ VGC2015 決勝戦 フリュー (手前) VS はかたるびー (奥)】
※解説:しゃなぽけさん、ジョンソンさん

最後に、あいオフに参加された皆さんお疲れ様でした。
予選ブロック、決勝トーナメントで対戦してくれた方ありがとうございました。
また、主催のしゃなぽけさん、運営お疲れ様でした。撤収の際、片付けを手伝いましたが
オフ会の運営の難しさを学ぶことができました。
愛知県まで遠征して準優勝という成績を収めることができて良かったです。
次回のあいオフは都合が合えばまた参加したいです。次こそは優勝したいです!


以上でVGC2015部門のレポートを終えたいと思います。
同日に開催された「第9回 あいオフVGC2016」の記事はこちらになります (リンク後日追加)
目が痛くなるような長文を読んでくださりありがとうございました。
では、失礼します。